No.74 国士舘大政経学部2018年度スポーツ・武道専攻Ⅰ期模範解答例

【問題】

 

近年、スポーツ界に様々なテクノロジーが取り入れられてきている。これまで、人間によって判定されていた審判も、ビデオ(映像)判定が導入されてきており、話題となった種目もある。そこで、ビデオ判定を導入している競技種目を明記し、賛成か反対の立場を明確にして、その理由を600字程度で述べてください。(2019年国士舘大学政経学部スポーツ・武道専攻Ⅰ期)

 

【模範解答例】

ビデオ判定を導入している競技種目としてバスケットボールが挙げられ、私はビデオ判定の導入に賛成である。

なぜなら、ビデオ判定を導入することにより、誤審が起きるおそれが小さくなり、選手や観客が安心して試合に臨み、観戦することができるからだ。

そもそもビデオ判定とは、審判による裁定に疑いがあった場合に、試合の様子を記録したビデオを参照し、誤審がなかったか確認する判定方法のことである。ビデオ判定を行うことにより、従来は審判が見逃していたプレーやファウルを発見し、誤審の発生を防ぐことができる。

バスケットボールにおいて導入されているビデオ判定でも、NBAなどで誤審の防止に貢献している。

確かに、このビデオ判定に対して、試合時間が延長されるなどの懸念がある。

しかし、誤審はそのときのプレーやファウルの判定だけでなく、勝敗をも左右しうるものだ。試合の勝敗は、関係する選手やスタッフの将来にも関わる場合がある。世界的に注目されるオリンピックなどではなおさらだ。そういった、選手やスタッフにとって非常に重要なものと、試合時間延長などの懸念を比較した場合、前者の方が優先されることになるはずだ。

このように、バスケットボールにおいても導入されているビデオ判定は、試合を覆すような誤審を防ぐ画期的な方法である。そして、その利点が、予想される懸念よりも大きいと判断されるために、ビデオ判定が導入されることに賛成である。

(594字)