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小論文専門予備校小論ラボの指導方針です
大学合格に導く小論文の指導の特徴です
過去の小論文を指導した高校生の例です

小論ラボの指導方針

小論ラボでは、小論文・面接・志望理由書などを通して、大学や社会で必要となる「自らの考えをまとめ、人に伝える力」を養うことを目標にしています。

近年の大学入試では、学力試験だけでなく小論文などの考える科目が必須となる試験が増えてきています。
これは、「思考力」「判断力」「表現力」などを持って進学して欲しいという大学からのメッセージでもあります。
しかし、現在の集団指導がメインの高校や大手予備校では、これらの力を養うことが難しいと感じる高校生・浪人生も多くいます。

そこで、小論ラボでは、完全個別指導にこだわり、「書く」「添削」だけでなく「ディスカッション」を通して考えをまとめる力を養、あなたを合格に導きます。

小論ラボの指導の特徴

1)小論文を含む大学入試をサポート

小論文を含む大学入試をトータルサポートで学校推薦型選抜、総合型選抜などに対応

小論ラボでは、小論文が科目に含まれる入試に重点を置いて指導をしています。
このような入試は小論文だけでなく、志望理由書や面接、さらに英検・国語などの科目が必要なることが多くあります。
これらすべてを菊池が1人で指導することが可能なため、それぞれのバランスが取れた指導が可能です。

特に、学校推薦型選抜や総合型選抜は評価基準がわかりにくく、情報も少ないため不安な高校生や保護者が多くいます。
小論ラボに蓄積されている過去の入試データなどを参考にしながら指導にあたります。また、入試過去問などに関してもご提供が可能です。

また、医学部も小論文・面接が大切な入試です。
基本的には、「医学部に入学=医師免許の取得機会を与える」となるため、小論文や面接で「医師にしてもよいのか?」を見られています。そのため、東大の理科Ⅲ類でも、点数は合格だけど面接で不合格という事例が見られます。
医学部専門予備校での指導経験から、医学部で問われる内容についてもしっかりと対策させていただきます。

指導可能な入試科目

  1. 学校推薦、総合型選抜の小論文・志望理由書・面接
  2. 国公立・私立の医学部の小論文・面接
  3. 国公立二次試験の小論文
  4. 上記に付随する国語・英検

詳しくはこちら

2)1:1の完全個別指導

小論ラボのすべての指導は「1:1の完全個別指導」で行います。
小論文という科目の特性上、個別指導でなければいけません。大手予備校のような集団指導では、ただ書いて添削するだけで終わってしまいます。それでは大学の求める「思考力」「判断力」「表現力」は身につきません

一度添削をするのは当然のこととして、リライトを実施し、よりよい文章へとブラッシュアップしていきます。
また、授業中ではなく授業の前に事前に添削を行い、入念な準備をしたうえで指導にあたります。3回目には提出いただく答案が、最初の答案と変わってきたことを実感していただけるはずです。

さらに、個別指導のため「わからないこと」を持ち帰らせません。
その回で学習した事項を完全に理解するまで議論する、ディスカッションを取り入れているからです。経験と知識のある講師とのディスカッションで、「考える力」まで養います。

個別指導のメリット

  1. より詳細な添削が可能
  2. 添削に基づいたディスカッション
  3. ディスカッションで考える力を養う
  4. 短期間で効果を実感できる

3)プロ予備校講師による指導

小論ラボの指導はすべて、主宰「菊池秀策」が直接行います。
菊池は、大手予備校や医学部予備校など多くの塾での指導経験がございます。延べ200人以上を指導した経験、これまで蓄積した大学受験のデータなどを用いて効率的な指導を行なっていきます。
取得が難しいデータ、過去問や、自ら執筆したの演習問題もございます。

また、菊池は社会での実務経験もございます。そのため、学校推薦型選抜や総合型選抜における志望理由書添削・面接対策でも、社会人としての視点を取り入れた手厚いサポートができます。

指導の中で「あなたの将来を考えるお手伝い」をさせていただきます。
志望理由書はもちろん、面接対策では、「あなたが本当に何をしたいのか?」を考えなければいけません。一人で考えていた頃よりブラッシュアップして、入試に挑みましょう。

プロ講師による指導

  1. これまでの指導経験に基づいた指導
  2. 入手困難な過去問なども使用可能
  3. 社会人経験を活かした指導
  4. 合格のその先を考えた指導

菊池のプロフィール

【指導例】3ヶ月間の指導を受けた生徒の答案

受講開始直後に書いた答案

問題 (2018年 国際医療福祉大学 医学部)
2016年における日本の出生数は、1899年に統計をとり始めて以来はじめて100万人を下回る水準となり、 少子化が進んでいることが報じられました。少子化の原因については、親となる世代の人口が減少していることに加え、晩婚化と夫婦二人の間の平均出生児数の低下などが指摘されています。その背景には様々な社会的要因があるとも言われており、子ども・子育て支援は、重要な政策課題ともなっています。少子化についての問題点を整理したうえで、 あなたの考える対策案を600字以内で述べなさい。

<答案>

現在の日本が有する社会問題の一つである少子化は次のいくつかの社会的要因が背景にあると考えられる。
まず一つ目の社会的要因とは晩婚化と夫婦二人の間の平均出児数の低下である。また晩婚化は男性の低所得や価値観の多様化などに影響を与えた近代化を原因とした社会的現象である。この影響により結婚が遅くなりのちにリスクの高い高齢出産を恐れる人や出産を諦める人が増えて少子化に繋がる。
そして二つ目は子育てに対する負担感の増大である。理想の子供数は実際の子供数よりも少ない。理想子供数は1980年と現在を比較して減少する傾向にある。その原因の一つとして教育に費やす時間である。 私の両親は共働きでそれぞれ忙しくて、私が小学生の頃はあまり家族で食卓を囲んで晩御飯を食べた覚えがない。最近は共働きをしている夫婦が増えている、なおかつ教育に対する理想が高いため教育に費やす時間に対する不満が増えている。
これらの重視すべき社会問題により少子化が現在の日本で進行しているわけだが対策案も存在すると私は考える。例えば2022年4月から日本では成人年齢が18歳に引き下げられたがこれは若者の自立を早期に認識させ、各自の人生プランを考える機会を与えている。また今後若者たちに晩産や晩婚が引き起こすデメリットの情報を提供していくべきである。最後に時間の配分について見直す必要があると私は考える。仕事に掛かる時間とのバランスを取りつつ教育にかける時間を増やし、時間的にも精神的にも子どもと向き合うことが健全な子育てに資するものだと考えられる。

菊池によるコメント

この答案では、問われている「少子化についての問題点」の整理が行われていません。
また、「自分自身の個人的な経験」を一般化しており、小論文とは言えません。
対案として挙げられているものが、医学部として適切なものとは言えません。
この答案では良好な評価を得ることは難しいでしょう。

3ヶ月間の受講後に書いた答案

問題 (2015年 旭川医科大学 医学部)
医学部に進学することは、その時点ですでに将来の職業を選択していることにほかなりませ ん。医師国家試験に合格するのみならず、 患者さんの命を預かる一人前の医師になるためには、今後どのような学び方をしていく必要があると考えますか。1200字以内で述べてください。

<答案>

医師は人の命を預かる者として常に完璧な仕事をすることが求められている。 その仕事が不完 全では医師として患者に診療をすることも治療を行うこともできない。 そのため医学の知識や臨床の技術、患者に対する倫理観などが全て完璧な状態であることが一人前の医師になる者の根本的な条件だ。
このような一人前の医師となるためには講義や教科書から基礎的な知識を習得し、それ以外から得られる臨床の技術や知識などを自主的に学ぶ姿勢が必要だと考えられる。また、自主的に 学ぶことは自身で問題と答えを発見することを促す。大学の講義などから自身が興味を持つことについて調べたり、実際に現場へ行って目の当たりにすることは様々な発見を見いだし、医師になったときに経験として役に立つこともありえる。
確かに実際に医療現場に立つなどといった講義以外での場面で学ぶことは多い。しかしそのような学びばかりでは医師として最低限必要とされる基礎的な知識や理論は得られない。医師が患者と向き合って治療や診断を行う際に教科書から得られる知識は基礎となるため、重要なものだ。そして医師国家試験はこの基礎知識をもっているかどうか問うためのものである。こうした基礎知識をもった者が自主的に医療に関する勉強会や講習会などに参加することで、より深く微細に追求することができる。したがって大学で学ぶ知識や理論は医師としてのベースラインであり、これを主として臨床などに取り組むことが求められている。
例えば患者団体と交流をして、治療を受けた患者がどのようなことに悩まされているのかを聞くことができる。 教科書のみでは患者の存在の深さや彼らの意思を認識し、理解することは難しい。しかし一人前の医師として患者の意思を理解することは非常に重要だ。大学で習得した知識をどのように使え、 悩みを抱える患者にとって役立つのかということを考えるのは、医師になるものにとって欠如してはならないことである。
また、こういった考え方は自主的な学習を行なっていく上で自然と身につくものである。つまり自身の経験から問題をつくり、その答えを見つけるのも、改善していくのも自身である。このように自らが経験したことについて問題意識をもち、自身が持つ知識をフル活用して改善する姿勢を持つことは医師になってからも重要なことだ。
医師は人の命を預かるものとして自分の選択が最適なものであるか常に考えることが求められている。そのような医師になるためには自主的に行動して問題を発見し、大学で培った知識と技術を活用してそれを改善していく姿勢が必要だ。

菊池によるコメント

この答案では、問いに正面から答えることができています
また、1200字という字数にもかかわらず、論理の破綻がありません
医師を志す者の答案としてふさわしいものになっています。
この答案であれば、合格点に近いと言えるでしょう。

その他のページもご覧ください。

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